ナショナルフーズの遺伝史〜継承と進化〜vol.1

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創業から今日に至るまで、ナショナルフーズは焼肉事業を中心に事業を拡大させ、食を通じた喜びと幸せを提供してきました。地元岡山の皆様から信頼され、愛される会社で居続けるため、私たちにできることは何か?そんな想いを胸にこれまで数えきれないほどの挑戦をしましたが、全てが成功だったわけではありません。そんな紆余曲折の歴史を目の当たりにしてきた、今後の事業推進を担うマネージャー陣5名にインタビューを敢行。

これまで継承されてきた“ナショナルフーズのDNA
そして、更なる進化に向けた取り組みや戦略とはー

ナショナルフーズの”遺伝子×歴史=遺伝史”として
それぞれの想いを熱く語っていただきました。

今回は社歴30年近くになる、坂山本部長のインタビューを敢行。
社員みんなが安心して働ける組織を目指し日々奮闘する坂山本部長の遺伝史とは?

まずはじめに、今までの経歴を教えてください。

ナショナルフーズとの出会いは、16歳。アルバイトで入社しました。その後、19歳で正社員に。そこから今に至るまで約30年ナショナルフーズ一筋ですね。

はじめて店長になったのは21歳のときで、当時は複数の店舗で店長を掛け持ちしながら徐々にマネージャー業務を行うようになりました。本部長に就任したのは、今から5、6年前。今の会長が当時の社長だったときに声をかけてもらったのがきっかけですね。

現在の業務内容について教えてください。

主に業務を取り仕切る統括がメインです。人材育成や人事評価制度の立案・設計などの人に関わる部分であったり、外部企業と連携して新店舗立上げの計画策定〜実行といった店舗周りの推進、他にも新規メニューの開発やSNSマーケティングの施策立案など…業務内容は多岐に渡りますね。

その中でも、人材育成には注力しています。自身もアルバイト時代から、周りの温かい方達に育てて頂き、「自分もそんな人になりたい」と思い入社しました。想いを繋ぐために、少しでもこれまでの経験を、現場の社員に共有したいと思っています。

少し前までは、入社2~3年目の社員には、私が作成した独自の研修資料を元に社員研修をしていましたね。

ナショナルフーズの強みとは?

会社に『恩返ししたい』人の集合体

ナショナルフーズの強みは、「会社に対する愛着や情を持った社員がたくさんいる」ということだと感じています。むしろ、そう思わせてくれるナショナルフーズという会社の存在自体が、我々の誇りであり一番の強みですね。

私自身「今があるのは、この会社があるおかげだ」と思っていますし、常に「恩返しをしたい」という心を持っています。私がアルバイトからキャリアをスタートさせた時のように、今では、私が店長だったときのアルバイトが、店長やマネージャーとして活躍しています。そんな姿を見ると、嬉しくてたまらないですね。

ナショナルフーズの多くの社員は、「自分の存在が誰かの役に立つ人であり続けたい」と主体性を持って行動しています。一人ひとりがそういった意識を持つことで、会社全体がより強固な組織に成長できると考えています。

現在抱えている課題や注力ポイントについて教えてください。

仲間とともに日々を積み重ね、事業成長を加速させたい

時代とともに組織の在り方も変わり、要所要所で求められるものも変わってきています。それでも、経営理念である『ひとりのお客様の満足とひとりの社員の幸せ』は変わりません。経営理念を形にするのが我々マネージャー以上の役割ですし、責任をとても感じています。

理念を貫きながら組織の成長や収益向上を実現させていくために、お客様に提供するサービス全体の品質を高い水準で維持し続けることが重要だと考えています。

今でも店舗全体の品質向上のために、月に1回は各店舗を回るようにしていて、その中で気づいたことを社員にフィードバックしたり、良い取り組みに関しては他の店舗に共有したりしています。

実はアルバイトやパートさんから学べることも多く、「飲食店を選ぶ際には何を参考にしてるのか?」聞くと私も勉強になりますし、今後のマーケティング活動にも活きてくるんです。

こういったコミュニケーションも普段から意識的にみんなと会話をしているからこそ生まれるのもだと思いますし、その積み重ねが大事だと思っています。

収益の観点からも、まだまだ伸びる余地があると考えています。店舗数を拡大させるためにも優秀な人材を確保していかなくてはなりません。採用活動を通して人材を確保するだけでは50点だと思っていて、それを100点まで持っていくためには、教育制度や人事評価制度を充実させる必要があります。私たちの理念にもあるように「自分たちが会社を作っていくんだ!」という気概を持っている人を増やしていきたいですね。

従業員の働き方も、休日取得や拘束時間の短縮とかかなり進んでいますが、もっともっと改善させるべく奮闘中です。また、月に2〜3回ある経営会議では、マネージャー以上のメンバーが集まって、それぞれの思いを醸成してます。

まとめ

お客様や社員との関わりを通じて経験や実力を積み重ねると同時に、人間力も高めてきた坂山本部長。ナショナルフーズ唯一無二のカリスマ的存在でありながら、経営理念を全うするべく挑戦し続ける坂山本部長の熱い思いが伝わる内容となりました。

本日はお話を聞かせていただきありがとうございました。

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