「休みが欲しいです」 ― 一人の社員の言葉から生まれた、どんどんファミリーデー

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私たち焼肉どんどん亭は、「1人のお客様の満足」と「1人の社員の幸せ」を経営理念に掲げています。

私たちは、お客様を幸せにする会社でありたい。

そのためには、まず社員が幸せであることが大切だと考えています。

この考え方には、一つの原点があります。


「休みが欲しいです。」

数十年前、ある店舗が改装を機に業績を大きく伸ばし、売上は前年比120%を超えるほど好調でした。

その一方で、店長は休みも取れないまま働き続け、無理が重なって肺炎で入院してしまいました。

私は病院へ駆けつけ、ベッドのそばで尋ねました。

「今、僕にできることは何ですか。」

返ってきた言葉は、今でも忘れられません。

「休みが欲しいです。」

その一言は、私の心に深く突き刺さりました。

売上が伸びていることを喜ぶ一方で、一番大切にしなければならない社員に、無理をさせてしまっていた。

経営者として、本当に守るべきものは何なのかを考えさせられた瞬間でした。


「売上より、社員に休みを。」

その日から、私の中に一つの決意が生まれました。

あの時の私には、売上よりも大切なものがありました。

それは、社員の幸せです。

「売上が下がってもいい。社員に休みをつくってあげたい。」

もっと家族と過ごす時間をつくってあげたい。

友人と笑い合う時間を持ってほしい。

趣味を楽しむ時間を持ってほしい。

そして、自分自身の心と体を整える時間を持ってほしい。

もちろん、営業日を減らすことには大きな不安もありました。

「定休日を増やせば、売上が下がるかもしれない。」

何度も自問自答しました。

それでも、「社員を大切にする」という想いを優先し、毎月第1・第2・第3水曜日を定休日とする決断をしました。


社員の幸せは、お客様の満足につながる。

私たちは、営業日数が減る分、一日一日のお客様にこれまで以上に満足していただけるお店づくりに全力で取り組んできました。

その結果、定休日を設けても売上を落とすことなく、社員の年間休日も48日から100日以上へと増やすことができました。

この経験を通して、私たちは一つの確信を持ちました。

社員の幸せと、お客様の満足は、どちらかを選ぶものではなく、互いにつながっている。

笑顔で働く社員だからこそ、お客様を笑顔でお迎えできる。

その積み重ねが、お客様の「また来たい」という言葉につながる。

私たちは、そのことを社員とお客様から教えていただきました。


「どんどんファミリーデー」という文化へ。

これまで、この日は単なる「定休日」としてきました。

しかし、私たちにとって、この日はただお店を休む日ではありません。

家族と過ごす人。

友人と過ごす人。

趣味を楽しむ人。

一人でゆっくり心と体を休める人。

それぞれが、自分にとって大切な時間を過ごし、明日への活力を育む大切な一日です。

だからこそ、この取り組みにも名前を付け、私たちの想いを社員だけでなく、お客様や地域の皆さまにも伝えていきたいと考えています。

私たちは今後、この取り組みを

社員の幸せづくりの一環である「どんどんファミリーデー」

として育てていきます。

「ファミリー」とは、家族だけを意味するものではありません。

社員一人ひとりにとって大切な人、大切な時間、そして自分自身を大切にする時間も含めた、私たちの想いを込めた名前です。


これからも。

私たちは、これからも「1人のお客様の満足」と「1人の社員の幸せ」を大切にしていきます。

社員一人ひとりが幸せに働ける会社であること。

その幸せが、お客様への笑顔と感動につながること。

それが、私たち焼肉どんどん亭が目指す経営です。

これからも、お客様の笑顔のために。

社員の幸せのために。

私たちは、「どんどんファミリーデー」という文化を大切に育てていきます。

              代表取締役社長 三宅 顕文

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